インプラント治療体験談!
この記事を読んでいる方は恐らくインプランにする前の私のようにインプラントってどうなんだろう?と悩んでいる方ではないでしょうか?
私は2021年の5月にインプラントにする決意をして歯医者に行きました。
インプラントにする前は本当にかなり悩みました。
私は性格上、人一番心配性なので1万円以下のものでも何かを買う時は欲しいと思ってすぐには買いません。1日置いて、更にそこから1週間置いて、更にそこから1カ月置いて、それでも欲しかったら買うという性格です。
そんな私がインプラントです。
正直、年単位で悩みました。
車を買う時よりも悩みました。
何せ自分の歯の話ですので。
そんな私が意を決してインプラントにしようと思ったのは2021年4月でした。
きっかけ
その年の1月に急に奥歯が痛くなりました。
何となく違和感があり、いつか痛くなるかもと思いながら放置していた結果です。
ただ・・今回はいつもと違いました。
今回はなんと人生初の2本同時に痛くなりました・・。
本当に地獄の痛さでした。
仕事もまともにできず、痛くて眠れず。
大の大人が何で虫歯で苦しむのか・・と情けない思いでした。
その時に意を決しました・・。
こんな生き地獄は二度とごめんだ・・。
もうインプラントにしよう・・・。
結論としては
この一言です。
ちなみに現在5本目のインプラントも完成して6本目をお願いしているところです。1年に1本ずつインプラントできれば理想的だなぁと思いながら過ごしております。
ここからはそんな私のインプラント体験を共有させて頂きます。
私のようにインプラント実際どうなの?ネットで調べても歯医者さんの説明ばかりで本当のところどうか分からないと悩んでいる方は是非参考にしてみて下さい。
実際のところインプラントどうなのか
最も気になるインプラントにして実際どうなのか、についてですが先ほども述べた通りで私はすでに5本目のインプラントも完成して6本目をお願いしているところです。
これで分かる通りでインプラントは良いです。
ただし人によって状況もあると思いますので私自身について説明しておきます。
私自身は
・奥歯についてはいくつか神経も取っていた
・虫歯がひどくなり抜歯した歯がある
・ブリッジを経験してうまくいかなかった
・部分入れ歯も経験してうまくいかなかった
・年齢は40代
という状況でした。歯の磨き方が悪かったのか学生時代は虫歯との闘いでした。
大人になってからも時折歯が痛くなり歯医者に通っておりました。
30歳後半になってから先生から抜歯をした方が良いと言われて2本抜歯しております。
これを読んでいる方がどういう状況かは分かりませんがご参考までに。
自慢ではありませんが、私はあらかた虫歯の経験をしており、ある意味虫歯のプロでした(何の自慢にもならない・・)というのがあります。
歯医者に行くとうまい下手、最新の機器を入れている、治療はこうなる等々分かるレベルでした。
特に神経を抜いて掃除をする時は差が出ると勝手に個人的に感じておりました。
そんなある意味虫歯のプロでした・・。悲しい。
インプラントはどの辺りがいいのか
一番のポイントは
「虫歯にならないので痛くなることがない」
これです。
もちろんインプラント歯周病等々調べれば色々出てきますが明らかに虫歯を治療して銀歯にしたりしている時よりも快適になりました。
そうです、インプラントは虫歯になりません。
あの急に痛くなったりする地獄が訪れないということです。
銀歯とかにすると口臭の元になると思いますがそれもなくなります。(銀歯取れた経験のある方はその時の悪臭を思い出して下さい。)
部分入れ歯も経験しましたがあれは最悪でした。私には全く合わなかったです。
寝る前に外す、何より彼女とかできたらどうしますか?寝る前に部分入れ歯外すシーンは見せたくない!ですよね。
今流行の蛙化イヤですのでこれは早期にやめました。
ブリッジについては失った歯の両隣の歯を削って失った部分の歯に橋をかけるように歯を補うという治療で虫歯でない両隣の歯を削って被せるので(失った部分1本+両隣の歯で合計3本のかぶせ物ということ)かなりの不快感でした。歯のない所は違和感もなかなかでした。
しかも両隣の歯が虫歯になったら繋がっているので3本一気に詰め物外すことになります。
という諸々の理由から消去法でインプラントが良いという結論に至っております。

気になるお値段は
皆さん最も気になるお値段についてです。
私が通っているところは1本15万円(税抜き)です。
調べに調べた結果一番安く、人気もあった為決めました。
多くが30万円ですので半分の金額です。
安いからどうだろうと心配はありましたが結論としては良かったの一言です。
相場は大体30万円ですのでその辺りでみておけば良いと思います。
なぜ金額差があるのかという点については簡単に分かりやすく言うと
「インプラントは自由診療だから」
となります。
多くのところが30万円でやっているからウチもというところが多いので相場が生まれてそれに対して差をつけるところが出てくるという図です。
これからインプラントが更に流行ってきて価格競争が起きるかもしれませんね。
私のように安いところを見つけていくのであればクチコミチェックと担当医の方、看護師さんの雰囲気、店構え等は必ず調べておいた方が良いです。
クチコミについては悪いクチコミがあった際にちゃんと返答しているか
担当医については対応が良いか
看護師さんについては挨拶含めてしっかり説明等々してくれるか
店構えについて新しいか、雑草など生えてないか、院内は清潔感があるか、水のサービスなどなど細かい配慮はあるか
数々の歯医者に通ってきて体感していることです。
参考にしてみて下さい。
保険は使えるのか
ここも気になる一つだと思いますが結論としては残念ながら今のところ保険は使えないようです。
私も高いので何とかならないか調べましたが無理でした。
簡単に言うと
・保険診療
・自由診療
の差となります。
現段階で保険診療の対象治療は
歯周病治療: 歯石の除去、歯周ポケットの洗浄
歯の抜歯、親知らずの抜歯
一部の矯正治療、補綴(入れ歯)治療
とのことです。
ご存じの方も多いと思いますが数年前から銀歯の白いのが(何ていう名称か不明です)条件付で保険適用になったとのことですのでいつかインプラントも保険適用になるのを願うばかりです。
銀歯を白いかぶせ物にできるのは地味に助かってます。
医療控除について
医療控除についてはインプラントで受けることが可能なようです!
詳しくは以下ご覧下さい。
今はマイナポータルでもできるので便利です。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/iryouhikoujo.htm
治療内容行程について
いよいよ治療内容行程についてです。
あくまで私の場合ですが治療内容行程については
初回
レントゲン、CTスキャンで歯と骨の状態確認
ここで自分の歯と骨の状態が確認できます。
骨の厚さ?太さ?を伝えられてインプラントに適しているかどうかの説明を受けました。
合わせて私の場合は虫歯でしたのでその状態と抜歯して歯茎が健康に戻るまでインプラントの土台は埋められないという説明を受けました。
同時に2本お願いしていたので見積りを受け取る。
支払いについては土台埋め込みの数日前までにとのことでしたので実際に支払うのは数ヶ月後となります。
この日は抜歯の日を決めて終わり
2回目
いよいよ抜歯。
他の歯もしっかり掃除してくれました。
抜歯についてはあっという間に終わりました。
神経を抜いていた歯で膿んでいたのでしばらく経過観察となりました。
3回目~5回目
歯の状態確認。
結構深い虫歯だったようで経過観察が延びました。
ただちゃんと延びてくれる方が安心ですのでしっかりした病院だなと感じました。
6回目
土台埋め込み(インプラント埋め込み)
いよいよインプラント埋め込みとなりました。
お金についてはこの10日前に支払い完了。
何月か覚えてませんが秋だったと思いますので半年くらい掛かったのだと思います。
その間は歯がない状態でしたのでご飯食べるのがちょっと大変でした。
7回目~9回目
経過観察。骨とインプラントの定着を確認していました。
10回目~13回目
いよいよ歯の装着。歯型等々を取って装着。
完了!
という流れでした。
虫歯含めて歯と骨の状態が影響するので期間は人によると思いますが私の場合は5月に通い始めて完成が翌年の6月でしたので約1年掛かりました。
現在は5本目が完成したところですが5本目は3月に通い始めて10月完成したので約半年ほどです。
治療自体については抜歯、インプラント埋め込み含めて麻酔があるので特に痛み無し。
麻酔注射をたくさん打つのでそれが痛いです。
あとは骨に穴を開けるのでその時が響いて何か怖いです。
なので正直メンタル的に1年に1本が限界だと思い地道に1本ずつやっております。
インプラントとは
そもそもインプラントとは何なのか
改めて気になった方もいると思います。
私は直に受けたのでかなり勉強しました。
ざっとですがインプラントとは
人工の歯根を用いて失った歯を補完する治療法です。
歯が欠損している箇所にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付けます。
これにより、見た目や機能が自然な新しい歯を再現することが可能です。
以下は更なる詳細
材料としてのチタン:インプラントは、チタンと呼ばれる生体適合性の高い金属で作られています。チタンは体内で親和性があり、骨と結合する特性を持っているため、人工歯根として最適な材料とされています。
手術と埋入:インプラント治療は、口腔外科的な手術で行われます。まず、歯茎を切開して骨にインプラントを埋め込みます。その後、骨とインプラントがしっかりと結合するまで時間をかけます。
人工歯の取り付け:インプラントが骨と結合した後、人工の歯を取り付けます。この人工歯は、失った歯に近い見た目や噛む力を持つようデザインされています。
自然な見た目と機能:インプラント治療により、自然な見た目と機能を持つ歯を再現することができます。周囲の歯と遜色なく溶け込み、噛む力や発音なども自然です。
インプラント治療は、失った歯を補完するだけでなく、口腔機能の回復や見た目の美しさを取り戻す点で重要な治療法となっています。
といったところです。簡単に言うと人工歯根として体内に親和性の高いチタンを埋め込みその上に人工の歯を取り付ける、ということです。
インプラントのデメリット
インプラントのデメリットについては何があるのかと心配される方も多いと思います。(私もそうですが)
デメリットについては以下となります。
費用:インプラント治療は、他の治療法に比べて費用が高い傾向があります。手術や人工歯の製作、定期的なフォローアップなどが費用に影響を与えます。
時間と複数の手術:インプラント治療は、歯根埋め込み後、骨との結合を待つための時間が必要です。また、複数の手術が必要な場合もあり、全体の治療期間が長くなる可能性があります。
合併症のリスク:いかなる外科手術にも合併症のリスクが伴います。感染、歯根埋め込み失敗、神経・血管への損傷などが稀に起こる可能性があります。
周囲の骨の状態:インプラント治療には、十分な骨の量や質が必要です。骨量が不足している場合、追加の手術や骨移植が必要になることがあります。
維持とメンテナンス:インプラントも自然の歯と同様に定期的なケアが必要です。歯周病の予防やインプラント周囲の清掃が重要です。
審美的な変化:歯ぐきの形状やインプラント自体が歯茎から見えるため、自然な見た目を再現することが技術的に難しい場合があります。
といったところです。
心配するとキリがないですが、心配なところはしっかり先生に聞いておいた方が良いです。
私自身はインプラントにして1年以上経過しておりますがハッキリ言って快適の極みです。
虫歯の恐怖がないので。
インプラントの寿命について
インプラントの寿命については明確な定義はまだないようですが私のインプラントは10年保証となっております。
加齢と共に歯茎が下がったりはするので難しいところかとは思います。
インプラントメンテナンスについて
メンテナンスについてはとにかく歯茎です。
歯茎が大事なのでこれまで以上に歯茎ケアはしております。
糸ようじや歯間ブラシ、こまめな歯磨き、歯磨きが出来ない環境の時は歯を磨くウェットティッシュを持参してこっそり磨いております。
まとめ
いかがだったでしょうか?
あくまで私自身がインプラントを実際にした、そして今も進行中というので情報共有させて頂きました。
歯科医院や個人の状況によって変わる部分もあるとは思います。
私の周りにもインプラントをしたと言うと開口一番まずは「高そう~、金持ち~」と言われますが普通に歯医者に通っても数万円は掛かるのでその後のメンテナンスや再発、一番大きいのは虫歯の痛みと何よりちゃんと噛んで食べることができるのは大きいです。
もしも小学生に戻れるのならもっとしっかり歯を磨くこと、歯間ブラシをすることを伝えると思います。
そうすればこんなにお金も掛からない・・
この記事が今現在悩んでいる方に少しでもお役立てれば幸いです。
他にも鼻炎、飛蚊症などなどの情報も共有しておりますので興味あればご一読下さいませ。
最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
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