実録インプラント！抜歯の日
２０２３年１１月某日
５本目のインプラントの設置が完了する前辺りから別の奥歯に違和感が・・
症状としては歯茎が腫れてきてそれが日に日に膨らむという状態に・・
数年前に神経を抜いた歯なので、このパターンは疲労やストレスで腫れていったとものとすぐに自覚・・。
本当はあと半年待って追加インプラントお願いしたかったのに・・。
根尖病巣
具体的な症状は根尖病巣（こんせんびょうそう）といって神経の除去（根幹治療）をしてその後、根管で細菌が繁殖し、歯の根元に膿の袋ができるというものです。私の場合は数年前に神経を抜いたものですのでいつかくるとは覚悟しておりました。
根幹で細菌が繁殖してその膿の袋が大きくなっていき何とそこから歯茎を貫通し、「フィステル」という膿の袋が出てくるものです。
このフィステルが日々大きくなっていくので気になって仕方ない状態になります。
私の場合はなぜか特に辛いものを食べたりするとフィステルが反応してパンパンになります。
これがキモイんです。
どんどん膨らむというより下に伸びていくのでどこまで伸びるんだ・・と日に日に不安になります。
恐らく膿がどんどん排出されているんだろうと思います。
根尖病巣が出てきてあまりに気になっていつも通ってる歯医者ではないところに行って対応してもらったのですが、出てきた歯茎の先端を軽くカットして膿を出して抗生物質を直接入れてもらいました。が１週間もするとまた元に戻りました・・。
これはダメだ・・・と思い満を持してインプラントを決意。
そもそも私がこんなに虫歯だらけになったのは小学校２年生の時に歯垢というものが悪いものと知らず、歯を磨かずに放置すると歯垢が溜まってそれを爪で取るのが何か楽しいという今考えると最悪な遊びをしていたのがきっかけで虫歯だらけに・・。
子供の好奇心恐るべし・・。
小学校１年生の教科書とかにしっかり書いてくれればこんなことにならかったのに！と自己中に思っております。
それからずっと歯医者さんにはお世話になっております。
そんな兼ね合いで神経のない歯も数本あります。
そのウチの１本が根尖病巣になった、という状況です。
根幹治療
根幹治療とは簡単に言うと虫歯がひどくなって神経にまで達してしまったので神経を取り除き薬を入れておく治療です。
神経にまで虫歯が達するととんでもなく痛くなり最悪は痛み止めも効かないので私のように虫歯プロのレベルになるとすぐに分かります。
ちなみに初めて根幹治療をした時はまさかの麻酔が効かず地獄の痛みを伴い小学校４年生にして泣いてしまうという失態をさらしております。
治療中、激痛で耐えられず「痛いです」と伝えたらそんなはずはないと言ってまさかの神経に直接麻酔を打たれそれが地獄の痛みでした・・。
１度削ってしまった歯はあとは悪化の一途を辿るのみ・・です。
ちなみに根幹治療については厚生労働省（平成17年度患者調査）によると、患者全体の約25%の方が根管治療を経験しているとのことなので４人に１人は経験しているということですね。結構みんな神経抜いてるんだなと思いました。
そして満を持してインプラントを決意。
という流れです。
抜歯
ということでこの日は症状を伝えてインプラントをお願いしました。
レントゲンを撮って、症状についての説明。インプラントは骨の具合を見て無事に設置可能とのこと。ここでちょっとホッとします。
そして肝心のこのフィステルの伸びきった歯についてはやはり病巣がかなり深く虫歯自体が大きいのでどの道抜歯するしかないところまできているとのことでした・・。
俺の虫歯どんだけ・・と思いました。
状態的にかなりひどいので抜歯するとかなり大きい穴が空くので回復までに半年かそれ以上はみた方が良いとのことでした。
レントゲンの黒い部分見るだけでそれは何となく分かりました。
肝心の抜歯については何と今日すぐに抜歯して対応できるとのこと。
抜歯してくれるとは思ってなかったのですがこのフィステルとおさらばできるのであればと思い２つ返事で抜歯をお願いしました。
インプラントももう６本目で抜歯も何本も経験しているので抜歯は慣れたもの・・と思う方もいるかもしれませんが毎回抜歯は怖いです。
お決まりの麻酔を大量に打ちます。
銀歯を削る時と歯を抜く瞬間の軋む感じが一番恐怖です。
何も起きずに抜歯完了してくれ・・と手先と足先に力を入れながら願ってました。
銀歯の除去は無事に完了。
その後の歯の抜歯も無事に完了。
そして肝心のフィステルの除去へ。
専用の治療器具（やすりのようなものだそうです）でフィステルをガリガリと除去しているのが分かります。
麻酔で痛くはないですが恐ろしい音です。
そして無事に抜歯＆フィステル除去完了。
フィステルのあったところに薬を詰めてもらい、ガーゼを噛んで治療完了。
費用は約２０００円なり。
ガーゼについては２０～３０分後に交換。
虫歯がひどかっただけあってガーゼしばらく真っ赤でした・・。
そして大穴が空いてました・・。
我ながら怖っと思いました。
薬についてはいつもの細菌消毒して腫れを抑えるフロモックスと痛くなって時用のボルタレンをもらいました。
抜歯後の注意点
抜歯後の注意点は以下の通り
ガーゼ止血
ガーゼを噛んで圧迫止血。２０～３０分経過したら交換。これを２回ほど実施しました。
出血がおさまらない場合は紅茶などのティーバックを湿らせて噛んでおくとよいそうです。
お茶に含まれるタンニンという成分が炎症を抑えて、止血を早めるそうです。
うがい・歯磨き
抜歯当日は強くうがいをしない。歯磨きは当然のことながら傷のところは避ける。
運動・お酒
体温や血圧が上がると出血しやすくなるので激しい運動、飲酒、長時間の入浴は控えないといけません。
鼻
上の奥の方を抜歯した場合は鼻をかんだり、息を止めたりしてはいけない。
傷口と鼻の奥の空洞が近接しているので、傷口に悪影響が出やすくなるそうです。
食事
止血用のガーゼをかみ終えたら食事可能。
麻酔が２～３時間続くのでそこは注意が必要。
とのことでした。
まとめ
次の予約は４カ月後となりました。
その間にまた別の歯が虫歯になったらイヤだなぁと思いながら予約しました。
インプラントはこの流れだと来年の６月７月位か。
税金も支払い終わるし、まぁ丁度いいかな。
ただ半年間は奥歯１本ない生活なので不便です。
いかがだったでしょうか？
インプラントにしようか悩んでいる方、私のように虫歯が最強レベルまでいくとインプラント完了に半年以上掛かります。
特に虫歯でない場合は半年あれば終わります。
実際虫歯でない歯をインプラントにする人どの位いるのかは謎ですが・・
まだ虫歯が全くない方はとにかく歯間ブラシと糸ようじと定期的な歯医者の検診は大切です。
私のようにすでに虫歯がある人はいずれ・・です。
お金を貯めておくこと、仕事頑張ってインプランにする位は稼いでおくことをオススメします。
また進捗ありましたら更新いたします。
最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
⇒口臭対策はこちら
